OnePlusは、最新のコンセプトスマートフォン「OnePlus 11 Concept」に液体冷却システムを組み込むだけでは満足できなかったようだ。それに加えて、「iPhone」やサムスンの「Galaxy」シリーズなど、あらゆるデバイスを冷却できる液冷ドックも開発した。OnePlus 11 Conceptと異なり、同製品は2023年中に発売される見通しだ。
バルセロナで開催中のMobile World Congress(MWC)で披露されたこの冷却ドックは、液体冷却材の入った本体を卓上に置いて使用する。ドックからは(太くて赤い充電ケーブルのような)ホースが延びており、スマートフォンを固定するブラケットに接続する。ブラケットは、スマートフォンを車のダッシュボードで見るのに使う道具に似ている。
ブラケットには、冷却剤によってごく低温になる金属プレートが備わっており、スマートフォンの背面に直接触れるようになっている。これによって、ゲームなどのプロセッサーに負荷がかかるタスクを実行中、端末が過熱状態に陥るのを防ぐ。特に「原神」のような高負荷のゲームを最高の設定でプレイすると、スマートフォンが高温になる可能性がある。
OnePlusは発売日と価格をまだ発表していないが、この液冷ドックは2023年中の発売が予想される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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