マネーフォワードは2月27日、お金の見える化アプリ「マネーフォワード ME」のプレミアムサービスとして、「資産形成アドバンスコース」を開始すると発表した。
プレミアムサービスを2つのコース体系に分ける。従来のプレミアムサービスは内容を変更せず、名称を「スタンダードコース」として提供し、新たに「資産形成アドバンスコース」を新設。月額980円(税込)または年額1万700円(税込)で提供する。
2023年2月26日(日)まで
2023年2月27日(月)から
新プレミアムサービスで上位コースとなる資産形成アドバンスコースは、スタンダードコースの内容に、資産形成に特化した新機能を追加。マネーフォワード MEと連携する投資資産の状況を確認できる「ポートフォリオ」「配当」の2種類のページを新機能として提供する。
ポートフォリオページでは、国内と米国の株式の業種別、配当利回り別の資産内訳を円グラフで可視化。より詳細に確認したい業種や利回りの区分を選択すると、当てはまる個別銘柄を一覧で表示し、それぞれの損益、前日比を瞬時に確認できる。銘柄ごとの運用成績の比較、売却判断の材料として活用可能だ。
マネーフォワード MEと連携する投資資産にタグを付け、グルーピングすることも可能。作成したタグを組み合わせてオリジナルの「My ポートフォリオ」を作成できる。自分好みの知りたい情報をグラフ化し、いつでもチェックできる。
配当ページでは、これまでの配当履歴と今後の予想配当額を棒グラフで表示する。表示は月、年で切り替え可能で、月ごとの配当額の偏りのチェックや前月や前年と比較などができる。
配当額の内訳は、円グラフと一覧でも確認できる。銘柄の偏り、その配当額、利回りを一度に把握できる。
なお、それぞれのデータは自動で更新、各グラフに反映する。複雑な手入力をせず簡単かつタイムパフォーマンスよく、投資資産の状況を確認できるという。
マネーフォワード ホームカンパニー カンパニー執行役員 COOを務める木村友彦氏は、新コースのイメージを“投資の管理機能の追加”と表現し、「配当の部分などを可視化することで、見えないことによる不安を抱えながら個別株などへ投資していた人が、安心して投資を楽しめるようになる」と語った。
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