プラネックスコミュニケーションズは2月15日、1.5cm角の小型WEBカメラをディスプレイの前に吊り下げて設置することで、WEB会議の相手と自然に目線を合わせることができる目線が合うWEBカメラ「好感度WEBカム」(USB-CAM02)を発表した。2月下旬より発売を予定している。店頭予想価格は、1万2800円前後。
オンラインミーティングの定着により、ウェブ会議導入初期にみられた「発言が聞き取りにくい」「表情が伝わらない」などの問題点はヘッドセット、照明といった機材の工夫により徐々に改善されクオリティが向上する一方で、「目線が合わない」という問題が顕在化している。
ディスプレイの上下左右に設置されることが多いウェブカメラは、ディスプレイに映る相手の顔を見たり、資料に目を移したりするとカメラ目線とはならず、相手と目線が合わなくなる。
また、ディスプレイの上部に設置すると伏し目がちにみえ、ディスプレイの下部に設置すると見下ろすことになるほか、背景に天井の照明が入ると顔が暗く映るなど印象が悪くなるケースもある。
好感度WEBカムは、ディスプレイの前に吊り下げて使用する小型のWEBカメラ。画面をカメラで隠さない1.5cm角のサイズにより、表示された相手の顔をカメラの近くに設置すれば自然に目線が合うようになる。
資料を閲覧する時も、カメラ付近に資料を設置することで、WEB会議の参加者には常にカメラ目線で映るようになる。
撮像素子は、200万画素(1/2.7インチ CMOSセンサー:OMNIVISION OV2719)。解像度は、フルHD 1080p(1,920×1,080ピクセル)。フレームレートは、30fps。撮影距離は、10cm〜∞。対角画角は、110度(水平:92度、垂直:49度)。本体にはマイクを内蔵する。
なお、オプションとして、対角画角130度の交換レンズ「スマカメ 好感度WEBカム オプションレンズ 対角画角130度 f=2.8mm」と、対角画角64度の交換レンズ「スマカメ 好感度WEBカム オプションレンズ 対角画角65度 f=6.0mm」も用意する。
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