ホリデーシーズンは多くの人がAmazonで買い物をしたが、2022年第4四半期(2022年12月31日締め)における同社の利益は振るわなかった。Amazonは米国時間2月2日の決算発表で業績の急速な悪化を報告したが、今後については楽観的な見方を示した。
売上高は前年同期比9%増の1492億ドルだった。しかし、1株当たりの利益(DEPS)は3セントで、前年同期の1.39ドルから減少し、Yahoo Financeによる予想の17セントを下回った。
今回の決算は、同社がフルフィルメントインフラの大幅な拡大と従業員の増加によって生じたコストを削減すると投資家に約束した1年を締めくくるものだった。2022年11月には人員削減を発表したが、後に解雇の対象が1万8000人を超えることが明らかになった。
同社の最高経営責任者(CEO)Andy Jassy氏は、決算報告の中で「幅広い品揃え、卓越した価値、迅速な配送に徹底して注力する取り組みが、第4四半期のストア事業で顧客の需要を喚起し、当社の予測を上回る成果を挙げた」と説明し、「ストア事業のオペレーション部門でサービスコストの削減が継続的に進んでいるのも心強い」「短期的には経済の不透明性に直面するものの、長期的な機会については極めて楽観視している」と述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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