ファミリーマートとジェーシービー(JCB)は2月2日、スマホアプリ「ファミペイ」でプリペイドカードを発行できる、「ファミペイ バーチャルカード」のサービスを開始すると発表した。
プラスチックのリアルカードは発行はせず、ファミペイにカード番号などを表示するバーチャルカード形式で提供する。
ファミペイ バーチャルカードは、ファミリーマートの関連事業者であるファミマデジタルワンが提供するファミペイの新サービスとなる、JCBプリペイドカード。年会費や発行手数料は無料で、有効期限は9年。還元率は0.5%で、税込200円につきファミペイ決済ボーナス1円相当を還元する。従来ファミペイはプリペイドカードやクレジットカードの発行に対応しておらず、ファミペイとして初のプリペイドカードサービスになるという。
発行に伴う審査がなく、例えばネットで欲しい商品を見つけてすぐに使えるクレジットカードがない時に、その場でファミペイから発行し、ファミペイ残高で買うことが可能。事前にチャージしたファミペイ残高の範囲内での利用となるため、使いすぎる心配もないとしている。
これまでのファミペイ対応店のほか、ウェブのJCB加盟店で利用できる。さらに、「Google Pay」対応デバイス(Android 5以上かつ、FeliCa搭載端末でおサイフケータイアプリ6.1.5以上)を所有している場合は、ファミペイ バーチャルカードをGoogle Payに設定すれば、街の「QUICPay+」加盟店でも利用可能だ。
また、ファミペイ翌月払いと併せて利用すれば、ファミペイ残高が不足していても、設定した利用枠内でチャージが行われる。ただし、ファミペイ翌月払いの利用には、ファミマデジタルワン所定の審査があるという。
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