中国の栄耀(Honor)が2月、2種類のフラッグシップ機を披露する。かつて華為技術(ファーウェイ)の一部門だったHonorは、バルセロナで開催される「Mobile World Congress」(MWC)で現地時間2月27日に、「HONOR Magic5」シリーズを発表する準備を進めている。
メディアが入手した画像によると、Magic5は、円形のカメラバンプにトリプルカメラモジュールを搭載する端末を含むようだ。それ以外のことはあまり明らかになっていないが、うわさでは同シリーズは3機種で構成され、ペリスコープ式の望遠レンズによる100倍ズームを搭載するとされている。
また、Honorが初めてグローバルに販売する折りたたみ式スマートフォン「Magic Vs」も、Magic5シリーズとともに披露される見通しだ。ただし、同モデルは2022年に発表済みのため、特に目新しさや驚きはない。形状はブックスタイルの折りたたみ式スマホで、ルック&フィールはサムスンの「Galaxy Z Fold4」に近い。
画面が折りたたみ式であるほかには、「Snapdragon 8+ Gen 1」プロセッサー、5000mAhのバッテリー、66Wの急速充電機能を備える。また、光学3倍ズームのトリプル背面カメラを搭載する。先代の「Magic V」との比較で目を引くのは、「Magic-Pen」というスタイラスが付属する点だ。
Magic Vsの中国での販売価格は7499元(約14万5000円)から。グローバルでの価格はMWCで発表になるとみられる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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