WiFiルーターで人間を壁越しに認識する技術--カーネギーメロン大の科学者らが開発

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2023年01月24日 12時49分

 カーネギーメロン大学の科学者らが、2台のWiFiルーターを使って壁の向こういる人間の形状や姿勢を3Dで捉える安価な方法を開発した。

ノートPCに向かって話す人物
提供:Getty Images/iStockphoto

 研究チームは新たな論文で、WiFi信号(位相と振幅)をUV座標にマッピングする「DensePose」というディープニューラルネットワークをどのように利用したかを説明している。この技術が使われるのは、コンピューターが生成した画像をマッピングするために3Dモデルの表面を2D画像に投影するときだ。

 DensePoseはインペリアル・カレッジ・ロンドン、Meta、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者らによって開発された。

 カーネギーメロン大学の研究者らがDensePoseを使って成し遂げた功績で重要なのは、複数の対象の姿勢を、高価なRGBカメラ、LiDAR、レーダーなどではなく、WiFiアンテナという市販の1Dセンサーで正確にマッピングできる点だ。加えて、WiFiは部屋にある物体の正確な位置を把握するだけでなく、人間やその姿勢を識別できる。この研究については、Viceが最初に報じた

 家の中にいる人間をWiFiで認識する手法は、ホームヘルスケアの分野に応用できる可能性があると研究者チームは説明している。患者は、浴室などでカメラやセンサー付きのトラッキング装置で監視されたいとは思わないからだ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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