Spotifyも約6%の人員削減へ

Joan E. Solsman (CNET News) 翻訳校正: 編集部2023年01月24日 09時59分

 大手IT企業による大規模な人員削減と経費削減が続く中、今度は音楽配信サービスを手掛けるSpotifyが米国時間1月23日、従業員の約6%を削減すると発表した。

spotifyのロゴを表示したスマホ
提供:Angela Lang/CNET

 2021年末に報告されたSpotifyの従業員数から計算すると、6%は約400人に相当することになる。

 ソーシャルディスタンスが求められた時期に自宅で過ごす時間が増え、外で音楽を聴くことがなくなったことで、人々がSpotifyを利用する機会は減少傾向にあった。しかし、音楽配信サービスとして世界最大規模を誇る同社は、成長を維持した。同社は、2022年末には有料会員数が2億人を突破し、月間アクティブユーザー数は4億7900万人になるとの見通しを示していた。最新決算報告は、1月31日に予定されている。

 Spotify以外にも、IT業界やその他の業界でも人員削減が相次いでいる。Twitter、Microsoft、Amazon、Meta、Googleも、この数カ月の間に大規模な人員削減を実施した。Spotifyと同様に多くの企業が、パンデミックで需要が急増した時期の過剰雇用をその要因として挙げている。広告事業の低迷によって打撃を受けた企業もある。総体的に企業各社は、より広範囲にわたる世界的な景気後退の到来を想定している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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