アンカー・ジャパンは1月23日、日本交通をはじめとしたタクシー車両に、「Anker」の充電ケーブルおよび特別ケーブルホルダーの設置を開始した。
都内を運行するミニバン型の「トヨタ JPN TAXI」500台から開始し、3月には約4000台の車両へ展開する予定。その後も設置台数を拡大するとしている。
タクシー車両に搭載するのは、「Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル 0.9m」となる。約1万2000回の折り曲げテイトをクリアした高耐久のケーブルを採用し、3つの異なる端子を1つのケーブルにまとめることで、スマートフォンやタブレットなどさまざまな機器への充電に対応している。
今回の取り組みに合わせて、夜間の暗い車内でも機器に対応する端子を見つけやすいよう、Lightning端子、USB-C端子、Micro USB端子を白と水色で色分けした製品デザインを採用。同時に設置する特別ケーブルホルダーにマグネットを接合することで、ケーブルをスマートに着脱できる。
タクシーの乗客は、モバイルバッテリーを持持ち合わせていなくても、乗車中の短い時間にスマートフォンやタブレットの充電が可能となる。
日本交通は、2011年にタクシーアプリを開始し、2014年よりタクシー車内にスマートフォン充電ケーブルを取り付けている。この数年でタクシーアプリの利用が急拡大したことを受け、より質の高い充電環境を整えることで、顧客満足度の向上および社会インフラの充実を図る狙いだ。
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