ソニーは1月11日、デジタル音楽プレーヤー「ウォークマン」の「NW-ZX700/A300」シリーズに、「NW-ZX707」(想定税込価格:10万5000円前後)、「NW-A307/A306」(同:5万7000円/4万6000円前後)の3モデルを追加したと発表した。Android12.0を搭載し、ストリーミング再生ができるほか、バッテリー性能を向上している。発売は1月27日。
NW-ZX707は、4.4mmのヘッドホンバランス接続対応と、ハイレゾ再生対応のフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、最大11.2MHzのDSDネイティブ再生と最大384kHz/32bitリニアPCMのハイレゾ音源の再生に対応したハイエンドモデル。
大容量固体高分子コンデンサー、FTCAP3、無酸素銅切削ブロック、大型コイルなど、フラッグシップモデルの「WM1」シリーズにも採用されている高音質パーツを備え、音の透明感や広がり、表現力、低音の力強さを向上させたとしている。
ZXシリーズ初となる「DSDリマスタリングエンジン」により、全てのPCM音源を、元のデータの情報量を損なわず11.2MHz相当のDSD信号に変換することが可能。圧縮音源を最適にハイレゾ級の高音質にアップスケールする「DSEE Ultimate」も備え、ワイヤレスヘッドホンでストリーミングサービスを再生する際もハイレゾ級の高音質音楽再生を実現する。サイズは高さ131.5mm×幅72.0mm×奥行き16.9mmで、重量約227g。ボディカラーはブラックのみとなる。
NW-A300は、64GBのNW-A307と32GBのNW-A306の2機種を用意。画面サイズが3.6インチと小型で、持ち歩きやすいことが特徴だ。上位機同様にDSEE Ultimateを搭載し、ワイヤレス接続時やストリーミングサービスでも高音質再生を追求する。サイズは高さ98.2mm×幅55.7mm×奥行き11.8mmで、重量約約113g。グレー、ブルー、ブラックの3色を用意する。
両シリーズ共に新規プラットフォームの採用により、待機時や音楽ストリーミングサービス使用時における電力消費量の削減を実現。「W.ミュージック」使用時は最大36時間、音楽ストリーミングサービスアプリ使用時(オフラインモード)は最大26時間の連続再生が可能となった。
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