東日本旅客鉄道(JR東日本)12月14日、Googleマップの「インドアライブビュー」機能に対応した施設を12月以降順次拡大すると発表した。
訪日外国人旅行者をはじめ、利用者が駅ナカを迷わず快適に利用できる環境を目指すという。
12月以降、駅ナカや駅に直結する「グランスタ」「グランルーフ」「グランルーフフロント」「エキュートエディション新橋」「エキュートエディション横浜」「リエール藤沢」の首都圏の6つの商業施設で、インドアライブビューに対応する。
また、首都圏の48駅(赤羽、浅草橋、市ケ谷、王子、大船、小田原、御茶ノ水、海浜幕張、柏、鎌倉、亀戸、川越、川崎、神田、関内、菊名、錦糸町、久喜、熊谷、五井、駒込、新杉田、新横浜、水道橋、巣鴨、高尾、千葉、千葉みなと、都賀、戸塚、取手、長津田、中山、西日暮里、西船橋、登戸、浜松町、東川口、東中野、藤沢、船橋、幕張本郷、町田、南千住、本八幡、横浜、四ツ谷、両国)も追加する。65駅でインドアライブビューを利用できるようになるとしている。
インドアライブビューは、AR(拡張現実)を活用したGoogleマップのナビゲーション機能。目的地に向かうために、どの方向に進めばよいのかを把握できる。
AIで数百億枚のストリートビュー画像をスキャンして利用者が向いている方向を特定するグローバルローカライゼーション技術により、建物内でも正確な位置と高度を判別可能。駅での乗り換えに加えて空港やショッピングモールなど、ナビゲーションすることが従来難しかった屋内施設においても、インドアライブビューを利用すればスムーズにナビゲーションできるという。
JR東日本は2021年7月から、インドアライブビューで駅構内(駅ナカ)の目的地まで視覚的に案内するサービスを、首都圏の17駅(秋葉原、池袋、上野、浦和、恵比寿、大宮、北千住、五反田、品川、渋谷、新宿、新橋、高田馬場、立川、東京、中野、日暮里)で展開している。
エスカレーターやエレベーター、階段、トイレ、プラットフォーム、改札口、券売機、みどりの窓口、ATM、コインロッカーなどの駅施設と、「NewDays」「ベックスコーヒーショップ」をはじめとする各テナント店舗などをインドアライブビューで表示している。
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