Twitterは米国時間12月10日、「コミュニティノート」機能を全世界で提供開始したと発表した。この新機能により、誤解を招く可能性があるツイートに対し、Twitterユーザーが「協力して背景情報を提供」できるようになった。
Elon Musk氏は10月にTwitterの最高経営責任者(CEO)に就任した後、従業員の半数を解雇し、モデレーションと認証のポリシーを変更し、過激な投稿で凍結されていたアカウントを復活させるなど、さまざまな変更を導入したときに、「Birdwatch」をコミュニティノートに改称していた。
コミュニティノート機能はこれまで、米国でのみ提供されていた。
コミュニティノートの協力者は、ツイートが不適切または誤っていると思う場合に、そのツイートにノート(コメント)を付けることができる。十分な数の協力者が同意し、「役に立った」と評価すると、そのコメントがツイートに表示される。
この機能は、さまざまな意見や個性を持ち、元のコメントに対してさまざまな反応を示す、十分な数の人々が参加する場合に、最も適切に機能する。
「コミュニティノートは、多数決の規則に従って機能するものではない。幅広い人々にとって役に立つノートと判定されるためには、過去の評価で意見が割れたこともある協力者の間の同意を得る必要がある」と、Twitterは説明している。
参加条件を満たすTwitterアカウントを持つすべてのユーザーが、協力者として登録可能だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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