triplaは12月8日、同社が開発・提供する多言語AIチャットボットサービス「tripla Bot」に、クレジットカード決済機能を追加したと発表した。クリスマスケーキやおせちなど、tripla Botを利用した商品の販売が可能となる。
tripla Botは、ホテルを中心とする旅行業界向けの多言語AIサービスで、宿泊希望者からの問い合わせ対応に加え、宿泊予約も可能としている。標準で英語、簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、韓国語の5言語に対応し、言語の追加も可能だ。
AIが回答できない質問は、オペレーターに即時転送し、オペレーターがtripla CMSからチャット回答する。Webhookによるデータ連携も可能で、商品在庫の確認や予約受付、個人認証を行った上でのパーソナライズ情報の提供も可能としている。
今回、tripla Botに既に搭載されているカスタムボット機能に、クレジットカード決済プロセスを任意で設定できる機能を追加。tripla Botを導入するだけで、EC機能が無いホームページにおいても、追加料金を支払うこと無く、イベント予約や商品注文などさまざまな決済フローをチャットで行うことが可能となる。
アイコンメッセージからチャットボットが開始され、Webhookを介して、選択された商品の在庫を、データベースで確認。チャットで入力した顧客情報をシートに取り込み、受注情報を連携し、クレジットカード決済もWebhookで完了する仕組みだ。
tripla Botを導入する宿泊施設は、管理画面よりボットを作成し、必要に応じてカスタマイズすることでEC機能の利用が可能となり、顧客サービスの向上と、宿泊施設の商品やオプションサービスの販売機会の拡大が期待できる。
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