物流会社のDeutsche Post DHL Groupは、Ford Motorの商用車サービス事業Ford Proを通じ、世界各地で使用する配達用バンとして2000台以上のFord製電気自動車(EV)を導入すると発表した。すでに導入開始しており、2023年末までにすべて配備する計画。
DHLは、Fordの「E-Transit」などを配達に使うことで、二酸化炭素(CO2)の排出削減を図る。2030年までに、集荷と配達に使用する車両の6割をEV化することで、カーボンニュートラル達成を目指している。
Ford Proは、配達用のEVバンを提供するだけでなく、車両の運行管理ソリューションなどもDHLに提供し、効率化によるコストおよびCO2排出量の削減に協力するという。
なお、DHLはVolvo Trucksから大型電動トラックを最大44台導入し、拠点間輸送などの電動化にも取り組む。
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