Renault GroupとQualcomm Technologiesは、自動車向けプラットフォームに関する既存の提携関係を発展させ、ソフトウェア定義自動車(Software Defined Vehicle:SDV)プラットフォーム開発をさらに推進すると発表した(Renault、Qualcomm)。Qualcommは、電気自動車(EV)および車載ソフトウェア開発を手がけるRenaultの新会社「Ampere」に対する出資も実施する。
Ampereは、Qualcommの「Snapdragon Digital Chassis」を採用するSDVプラットフォームをRenault Group向けに開発する。そして、同プラットフォームベースのEVを提供していく。
この取り組みにより、Androidベースのダッシュボードによる機能提供や、先進運転支援システム(ADAS)、車内通信用PLC、各種データ取得、コネクティビティ、セキュリティ確保などの機能を総合的に管理できるそうだ。そして、ハードウェアの最適化とソフトウェアのコスト削減が可能になる。さらに、ほかの自動車メーカーにもプラットフォームを提供できるという。
Renaultは、同SDVプラットフォームを2026年より提供する予定。
なお、RenaultはSDV向けアーキテクチャーの領域で、Googleとも提携している。
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