まずはiPhoneでOceanic+アプリを起動すると、アカウントの設定画面になる。全体として5ステップで登録できるようになっている。
アカウントを作成し、「MY DIVE EXPERIENCE」で所持する「CERTIFICATION」を選ぶ。ランクはざっくりと5つに分かれており、レスキューやMSDなどはない。カード番号を入力するほか、カードを撮影して写真として入れておける。スペシャルティはエンリッチド・エア・ナイトロックスに対応している。なお、登録データやログデータはiCloudではなく、Oceanic+のサイトに蓄積されるので、機種変更の場合は、アカウントを引き継ぐ必要がある。
設定を終えたら、「Sync to your watch」でApple Watch Ultraと連携する。iPhone版アプリをインストールすると、Apple Watch側にもアプリがインストールされているので、Apple WatchでOceanic+を選択すると起動する。
Apple Watch Ultraで「Oceanic+」を起動し、[Settings]-[Dive Settings]の「Dive mode」で「Scuba」を選び、ダイビングをする前にメイン画面が「Start SCUBA」になっているか確認しておく。有料サブスクリプションに契約していないとSnorkeringしか選べない仕様になっている。
また、[Settings]-[General Settings]で単位が「℃」「m」「kg」になっているかも確認しておきたい。
この[Settings]-[Dive Settings]のSETTINGSでは、「Conservativism(保守性)」「Gas(空気かエンリッチド・エアか)」「Arams(アラーム)」の設定ができる。Conservativismは、セーフティファクターの変更が可能だ。セーフティファクターについては、後で詳細を記したい。
このほかの設定として、Apple Watch Ultraの[設定]-[アクションボタン]で「ダイブ」とアプリを「Oceanic+」の設定、Apple Watch Ultraの[設定]-[一般]-[自動起動]の「水中にいるとき」の「Appを自動起動」で「Oceanic+」を設定しておくことをおすすめする。
また、Oceanic+を中心とした「マイ文字盤」を設定もしておきたい。シーンに応じたマイ文字盤を簡単に設定できるのもApple Watchの特長のひとつだ。Apple Watchを見た目としてもダイブコンピュータにできる。
コンプリケーションにOceanic+の機能となる「No fly」「Oceanic Launcher」「Planner」「Settings」「Surface」を設定することで、飛行機搭乗がOKか禁止かの表示をしたり設定などへのショートカットを設定できたりする。
一度作成したら、切り替えは簡単。Apple Watch Ultraの文字盤画面をスワイプすると、選択肢として追加しておいた文字盤が表示されるので、ダイビングのときは文字盤を切り替えるなどして活用したい。
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