NTTドコモは11月16日、1つの電話番号をスマートフォンとアクセサリー端末で共有し、音声通話やデータ通信を利用できる「ワンナンバーサービス」について、最大5台までのアクセサリー端末を同時に利用できる「マルチデバイスオプション」の提供を開始した。
ワンナンバーサービスは、ドコモ回線で利用している1つの電話番号を、スマートフォンとApple Watchなどのアクセサリー端末で共有できるサービス。サービスの月額使用料(税込)は550円で、初回申込時にワンナンバー登録手数料(1端末につき550円)が別途発生する。
マルチデバイスオプションの月額使用料は550円で、ワンナンバーサービスと同時利用する際は合算して1100円となる。これまで対応機器を複数持っており、都度登録を切り替えていたユーザーにとっては、切替作業が不要となるほか、端末追加ごとに発生していたワンナンバー登録手数料も不要となる。
ワンナンバーサービスに対応するアクセサリー端末は、「Apple Watch(GPS+Cellularモデル)」のほか、「ワンナンバーフォン ON 01(販売終了)」と、BMWのパーソナルeSIMに対応するワンナンバーサービス対応車両の「BMW iX/i4/2シリーズ アクティブ ツアラー/3シリーズ セダン/BMW 3シリーズ ツーリング/BMW 7シリーズ/BMW i7」となっている。
なお、ワンナンバーサービスに対応していても、マルチデバイスオプションに対応していない料金プランもあり、注意が必要だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」