Amazon.comは、物流倉庫内での商品ピックアップ作業を支援するため、配送用の箱にまだ入れられていない商品の取り扱いが可能な新型ロボット「Sparrow」を開発した。
商品を大量に保管している倉庫では、顧客からの注文が入ると、指定された商品を集めて運び、配送用の箱に入れ、しかるべき送り先へ分類する。こうした作業を省力化するため、Amazon.comは配送用の箱に入れた商品を取り扱える「Robin」や「Cardinal」などのロボットを開発し、導入してきた。
ただし、商品は多種多様で、パッケージの大きさや形もそれぞれ違う。そのため、ロボットで扱うことが困難だった。
新たに開発したSparrowは、配送用の箱に入れる前の商品を、自動的に認識し、選び、仕分けできるロボット。カメラで捉えた画像を解析して商品を見分け、適切に取り扱えるそうだ。
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