Appleの「iPhone」売上高は前年同期比で10%増加した。不安定な世界経済と長引くインフレが影を落とす厳しい年末商戦を前に、消費者が新しい「iPhone 14」を購入したためだ。
Appleの2022年度第4四半期(9月24日締め)には、新たな「Apple Watch Series 8」、刷新された「AirPods Pro」、新たに発表された「Apple Watch Ultra」の発売があった。しかし、最大の目玉は「iPhone 14」シリーズの発売だ。
同社によると、iPhoneの総売上高は426億ドルで、前年同期の389億ドルを上回ったという。
全体的には、Appleの同四半期利益は207億ドルで、前年同期からの増加率は1%に満たなかった。1株あたり利益に換算すると1.29ドル。総売上高は901億ドルで、こちらは前年同期比で8%以上増加した。Yahoo Financeの集計によるアナリスト平均予測は売上高が889億ドル、1株あたり利益は1.27ドルで、同社の業績はこれを上回った。
Apple株価の通常取引終値は、3%減の144.80ドルだった。同社株価は年初から20%以上下落しており、同社の時価総額は約2兆3300億ドルとなっている。
主要な製品カテゴリーのうち、「iPad」以外は総じて売上高が増加した。iPadの売上高は前年同期比13%減の72億ドルとなった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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