Metaのビジネス向け仮想現実(VR)ヘッドセット「Meta Quest Pro」が1499ドル(日本では22万6800円)で発売されたばかりだが、2020年に発売した「Meta Quest 2」に続く、より手頃な価格の一般ユーザー向け新モデルが2023年に登場することが判明した。同社の第3四半期決算報告書を通じて明らかになった。この報告書では、これまでも赤字だったVR/拡張現実(AR)部門が36億7200万ドルの損失を計上し、2023年には赤字幅が拡大するとの予想が示されている。
Metaの決算報告書には、次のように記載されている。「インフラ関連の費用、およびそれより金額は少ないものの、2023年に予定されているコンシューマー向け次世代『Quest』ヘッドセットの発売に伴うReality Labsのハードウェア費用により、売上に占める原価の増加が加速する見込みだ」
Metaの最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は、これに先立つBen Thomson氏とのインタビューで、Quest 2の後続製品がいずれ登場し、価格はQuest 2と同程度になると語っていた。同社によるVRヘッドセット発表の前例を参考にするなら、この新製品が発表される場は2023年秋の「Meta Connect」カンファレンスになるとみられる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス