お金の相談プラットフォームの400F、12億円を調達

 400F(フォーハンドレッド・エフ)は10月25日、シリーズBラウンドにおける第三者割当増資により、総額12億円の資金調達を実施したと発表した。これにより累積資金調達額は18億円となる。

 
 

 今回の第三者割当増資では、SBIインベストメントをリードインベスターとして、既存投資家のSkyland Ventures、新規投資家となるAflac Ventures LLC、三井住友海上キャピタル、T&D Innovation Fundが引受先となる。また、従業員持株会への普通株式の第三者割当増資も実施した。

 400Fは、2020年7月にお金のデザインよりMBOを実施して以降、お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」を開発、提供している。資産形成に踏み出すユーザーと、お金の専門家であるプランナーのマッチングを通じて、多くの人生を変える出会いを創出。2022年1月からは、お金の健康診断を軸とした新規事業として、投資信託や保険販売の仲介サービスを提供する金融オンラインアドバイザー事業を展開している。

 
 

 今回調達した資金は、お金の健康診断のプロダクト開発、マーケティング、採用活動の強化に加え、金融オンラインアドバイザー事業の展開、法人顧客へのサービスラインナップ拡大を目的とした積極的な事業投資に取り組んでいくという。

 今後は、法人顧客向けのサービスラインナップも視野に入れ、あらゆる立場の人へと「お金の問題解決」の機会を提供していくとしている。

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