Global Mobility Service(GMS)は9月2日、デンソーをリードインベスターとして、クレディセゾン、大垣共立銀行、日本ケアサプライ、三井住友トラスト・インベストメントから、総額約17億円の資金調達を実施したと発表した。
同社では、従来ローン審査に通過できない低所得者層の人々が、ローンを組んで車両を購入できるFinTechサービスをフィリピンやカンボジアのタクシー事業者などを中心に提供している。
独自開発したGPS搭載のIoTデバイス「MCCS」を車に装着し、月額料金が支払えなければ遠隔制御によってエンジンを停止する仕組みを採用しており、現在は完済してマイカーを手に入れたドライバーが日々生まれている。
今回調達した資金は、新たな事業領域への展開や、新たな国・エリアへの展開、国内外における既存の事業展開の加速、独自のIoT技術を活用したモビリティサービスプラットフォームの開発加速などに充てる予定。資本出資各社との資本業務提携内容については、今後個別での発表を計画しているという。
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