Appleが、「iPhone 14 Plus」の販売不振を理由に同機種の生産台数を削減していると、The Informationが米国時間10月18日に報じた。
10月7日に発売されたiPhone 14 Plusは、基本的には「iPhone 14」と同じだが、画面が大きく、価格は899ドル(日本では13万4800円)からと高額になっている。The Informationによると、Appleは、中国のサプライヤー1社に同端末部品の生産停止を指示したほか、同国の別のサプライヤー2社にそれぞれ70%と90%減産するよう伝えたという。記事によると、iPhone 14 Plusは需要が少なく、顧客は、それよりも100ドル(日本では1万5000円)高いだけでより多くの機能を搭載する「iPhone 14 Pro」(日本では14万9800円)を選択する傾向にあるという。
Bloombergは9月、AppleがiPhone 14シリーズの増産計画を断念したと報じていた。現在の経済情勢が、需要低迷の1つの要因になっており、Appleをはじめとするスマートフォンメーカーは、在庫の管理や宣伝、販売方法の見直しを迫られている。ただしBloombergによると、iPhone 14 Proは、他の機種と比べて売れ行きは好調だという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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