Motorolaは米国時間10月18日、ボタンを押すと画面が伸縮する巻き取り式スマートフォンの新たなコンセプト機を発表した。オンラインで開催された「Lenovo Tech World '22」でこのデバイスのデモを行い、テクノロジー企業がスマートフォンをさらに進化させるべく模索している最新の取り組みを示した。
Motorolaのコンセプト機に搭載された巻き取り式ディスプレイは、5インチの状態から、伸ばすと6.5インチになる。巻き取った状態では「iPhone 13 mini」より小さくなり、完全に伸ばすと「iPhone 14 Pro Max」とほぼ同じ大きさになる。同社によると、このデバイスはまだコンセプト段階のため発売する計画はないという。
巻き取り式スマートフォンへのMotorolaのアプローチは、これまで他社が公開してきたコンセプトとは異なる。たとえば、サムスンやTCLなどは、スマートフォンモードとタブレットモードを切り替えられるコンセプトデバイスを開発してきた。しかし、Motorolaは今回、スマートフォンとタブレットのハイブリッド型ではなく、状況に応じて画面サイズを切り替えられるスマートフォンを提供することを目指している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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