Motorolaの「razr」がまた帰ってくる。同社は、デュアルレンズのメインカメラ、大型化した6.7インチディスプレイ、Qualcommのプロセッサー「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載した、折りたたみ式スマートフォンrazrの新バージョン「moto razr 2022」を発表した。中国で現地時間8月11日から発売している。なお前日の10日には、サムスンが折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」を発表した。
Motorolaは、razr 2022の価格や中国以外での発売予定について明らかにしていない。最大の改善点の1つはデュアルカメラへのアップグレードで、前モデルが4800万画素のメインカメラを搭載していたのに対し、新モデルは5000万画素のメインセンサーと1300万画素の超広角カメラを搭載している。Galaxy Z Flip4が広角カメラと超広角カメラのデュアル構成であることを考えると、デュアルカメラの追加は、この部分でRazrがサムスンに追いつく助けになるはずだ。
razr 2022のディスプレイも、前モデルの6.2インチから6.7インチに大型化した。サムスンのGalaxy Z Flip4と同じサイズにもなった。カバーディスプレイは前モデルと同じ2.7インチで、Galaxy Z Flip4の1.9インチよりかなり大きい。またMotorolaによると、razr 2022は適切な角度に折り曲げて本体を立たせることができる新機能「Flex View」を搭載しているという。
価格はRAMとストレージの組み合わせによって異なり、8GB+128GBのモデルが5999元(約11万9000円)、8GB+256GBのモデルが6499元(約12万8000円)、12GB+512GBのモデルが7299元(約14万4000円)となっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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