Metaの次世代アバターには足があり、オンライン上で使用できる場所が増えるという。Metaが米国時間10月11日に開催した「Meta Connect」で明らかにした。
「足は難しい。まずは『Horizon Worlds』に足を導入する予定で、技術スタックを改良しながら、より多くの仮想空間に足を徐々に導入していくつもりだ」と、Metaの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は、同カンファレンスで述べた。同社の現在のアバターは、頭と腕と手を持つ上半身が空中に浮いた姿をしている。
Metaは、足の追加に加えて、アバターは、より幅広い表情と反応を示して感情を正確に伝えられるようにもなると述べた。ユーザーは、自分自身をより適切に反映するようアバターの体形や肌の色合いを選択できるようになるという。
アバターを「Zoom」会議でも利用できるようにする新機能も発表した。この機能が提供されれば、カメラに映りたくないときでも代わりにアバターを画面に映せるようになる。
この機能は、2023年に提供される予定だ。
同社は2021年に社名をFacebookから変更して、メタバースの普及を推進する主導的な役割を担うという方針を明らかにした。
「われわれは人々をつなぐ技術を構築するというDNAを持つ企業であり、メタバースは次なるフロンティアだ」と、Zuckerberg氏は社名を変更した際に述べていた。
Zuckerberg氏は、メタバースを、Metaの「Quest 2」のような仮想現実(VR)ヘッドセットや拡張現実(AR)グラスを装着して没入する3D仮想世界として思い描いている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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