IDC(International Data Corporation)は米国時間10月10日、2022年第3四半期の世界PC出荷台数は7430万台で、第2四半期よりは若干増加したが、前年同期比では15%減少したと発表した。
IDCは減少理由について、需要の低下と、今なお続くサプライチェーンの問題にあるとしながらも、出荷台数はパンデミック前と比べると高い水準を維持していると述べている。なお、2020年以前は、「Windows 7」のサポート終了に伴う企業のアップグレードが主なけん引要素だった。2021年のPC出荷台数は、ほぼ10年ぶりに過去最高を記録していた。
2022年のPC出荷台数がこれまでのところ最も多いのはレノボで、第3四半期は市場シェアの約23%を占めた。IDCによると、HPが第2位、Dellが第3位、Appleが第4位、そしてASUSが第5位だったという。
「受注の減少により供給台数も低調だった。唯一の例外がAppleで、同社は、第2四半期に中国のロックダウンで供給できなかった分を穴埋めするために、第3四半期の供給台数を増やした」と、IDCのMobility and Consumer Device TrackersのリサーチマネージャーJitesh Ubrani氏は述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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