Googleが新スマートフォン 「Pixel 7 Pro」を発表した。新型の独自プロセッサ「Google Tensor G2」を搭載した点などが特徴で、国内価格は税込12万4300円から。発売は10月13日。
Pixel 7 Proは、先代の「Pixel 6 Pro」と同サイズである6.7インチ(3120 x 1440ドット)の有機ELディスプレイを搭載している。最大輝度は1000nit、ピーク輝度は1500nitをうたっている。リフレッシュレートは最大120Hzだが、静止表示時には10Hzに抑えることで、消費電力を低減できる。
最大の進化点はカメラだ。特に望遠カメラが「Pixel 6 Pro」の光学4倍から、Pixel 7 Proでは光学5倍に強化された。超解像ズームを用いることで、30倍の超解像ズームを高画質で撮影できるとしている。
約5000万画素の広角カメラは「Pixel 6 Pro」と仕様がほぼ同じだが、超広角カメラは画角が125.8度に拡がるなどのアップグレードが加わった。
機能面では、動画の撮影時、被写体に「ボケ効果」を演出する「シネマティックぼかし」が追加された。さらに、Googleフォトアプリを用いることで、他のカメラで撮影した写真の「ぼやけた失敗写真」を後から修正できるようになった。マクロ撮影も強化された。
バッテリー容量は5000mAhで、Googleによると24時間以上駆動するという。生体認証は指紋認証に加え、顔認証にも対応した。
本体サイズは高さが162.6ミリ、幅が75.9ミリ。カラーはHazel、Snow、Obsidianの3色だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」