日本電気(NEC)は10月6日、新筐体を採用し機能・性能を向上したエントリーモデルや全タイプに新バージョンのWindows 11 2022 Update搭載モデルを用意するなど、強化したビジネス・教育向けPC Mate&VersaProシリーズ17タイプ54モデルの販売を開始した。
15.6型ノートPC「VersaPro タイプVE」と「VersaPro J タイプVF」では、画面周囲に狭額縁デザインを施した新筐体を採用。従来のハイエンドモデルやスタンダードモデルの付加機能をエントリーモデルでも搭載している。
また、CPUにインテル第12世代プロセッサを採用し、処理速度を向上。オンラインミーティングの際に意図しないカメラへの映り込みを防ぐプライバシーシャッター機能や電源ボタンへの指紋センサ搭載の選択を可能とし、セキュリティも強化した。
さらに、ユーザーの手でメモリを交換できる背面のカバーの開閉機構やディスプレイ側とキーボード側を180度開くことでPCの方向を変えることなくスムーズに相手に画面を見せることができるフラットモードを採用し、利便性を向上させている。
15.6型ノートPCのスタンダードモデル「VersaPro タイプVX」では、インテル Core i7-1265Uおよび、インテル Core i5-1245U搭載モデルを追加。「VersaPro J タイプVL」では、インテル Core i5-1235Uおよび、インテル Core i3-1215U搭載モデルを新たにラインナップした。
12.3型タブレットPC「VersaPro タイプVS」では、16GBメモリの選択を可能とし、BTOセレクションメニューを強化している。
また、新商品すべてに、2022年9月にマイクロソフトからリリースされたWindows 11 2022 Update version 22H2を搭載。加えて、テレワーク中にPCへの水こぼし、落雷、落下など、不慮の故障や破損が発生しても自宅など指定した場所まで出張修理が可能な動産総合保険付き保守サービスを追加し、保守メニューも強化している。
これらにより、昨今広がりつつあるオフィスに限らず自宅やサテライトオフィスでも業務を行うハイブリッドワークにおいて、安心して便利に利用できる環境の整備を支援していくという。
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