「Android」デバイスユーザーを違法に追跡したとしてGoogleが訴えられていた裁判で、同社がアリゾナ州に8500万ドル(約123億円)を支払うことで和解が成立した。同州のMark Brnovich司法長官が米国時間10月4日に発表した。長官の事務所はさらに、この和解金は、プライバシー関連の訴訟でGoogleが1人あたりに支払った金額としては最高額になると述べた。
I’m proud to announce our historic million settlement against Google for deceptive and unfair practices used to obtain users’ location data. When I was elected attorney general, I promised Arizonans I would fight for them and hold everyone accountable. https://t.co/fHpN7j8BM5
— Mark Brnovich (@GeneralBrnovich) October 4, 2022
Googleの広報担当者Jose Castaneda氏は、米CNETに対して次のように語った。「この訴訟は、当社が何年も前に変更した、古い製品ポリシーに基づくものだ。本件が解決したことを喜ばしく思う。今後もユーザーに役立つ製品の提供に注力していく」
Brnovich司法長官がGoogleを相手にこの訴訟を起こしたのは2020年のことだ。同社が不当かつ詐欺的な手法でユーザーの位置データを入手したと主張していた。2018年にはThe Associated Press(AP)が、ユーザーが位置データを追跡しないよう設定している場合でも、Googleが追跡を続けていると報じていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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