何か1つに集中することは、とても難しい。特に長い文章を書く場合、現在はPCを使うので、突然のメールやツイートで気が散ったり、無関係のウェブサイトを見続けたりして、作業がいつまでも進まない。そこで以前、余計なことに煩わされず、テキスト入力だけできるデバイス「Traveler」を取り上げた。
今回は、Travelerの後継デバイス「Freewrite Alpha」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Freewrite Alphaは、キーボードに横長の小さなLCD画面だけを加えたような、テキスト入力に特化したデバイス。クラムシェル型だったTravelerに対し、Freewrite Alphaはシンプルな形状になった。
ウェブ閲覧やメール送受信などの機能はなく、ほぼ文章を入力することしかできない。一般的なPCを使う場合に比べ、1日に入力できる分量が2倍から3倍に増えることもあるという。
サイズは215mm×320mm×18mm、重さは850gと、負担なく持ち運べる。電源を入れればすぐ使えるので、思いついたアイデアをすぐに入力できる。入力した文章はFreewrite Alpha内に入れておくほか、無線LAN(Wi-Fi)経由で「Google Drive」「Dropbox」「Evernote」などのクラウドサービスに保存可能。
バッテリー容量は4200mAhあり、100時間使用できるとしている。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル(約361万円)。記事執筆時点(日本時間9月30日15時)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標の11倍を上回る約28万ドル(約4047万円)の資金を集めている。
Freewrite Alphaの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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