“ゲーム”と聞くと、PCやスマートフォンでプレイするビデオゲームを思い浮かべてしまう。しかし、トランプを使うカードゲーム、双六のようなボードゲームもあれば、チェスや将棋もゲームだ。もちろん、野球やサッカーなどのスポーツもゲームに含まれる。
今回は、ビリヤードというリアルな世界のゲームと、拡張現実(AR)技術を組み合わせて新たな楽しみ方を提案する、「table brains」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
table brainsは、ビリヤード台の表面にさまざまな情報をレーザープロジェクターで投影できるシステム。台上にあるボールの種類と位置は、複数のカメラで捉えた映像を解析して自動認識する。
プレーヤーのレベルに応じた難易度のボール配置を台に投影するなど、練習に使うことが可能。ボールの配置を撮影して記録したりシェアしたりできるほか、後日その配置を再現するための情報も投影できる。遠隔地からtable brainsにアクセスして、ボールの動かし方のアドバイスを台に投影することも可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月19日まで。目標金額の12万ドル(約1726万円)に対し、記事執筆時点(日本時間9月26日15時30分)で集めた資金はまだ851ドル(約12万円)。キャンペーン期間はあと23日ある。
table brainsの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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