スズキは9月12日、次世代モビリティ用ソフトウェア開発の強化にむけて、オーストラリア ビクトリア州に本社を構えるApplied Electric Vehicles(Applied EV)へ出資したと発表した。
Applied EVは、電動化や自動運転のソフトウェアなどの技術に強みをもつスタートアップ企業。車載電装部品の点数と複雑さ、車両コストを低減しながら、ソフトウェアで車両の機能を向上させる統合制御システム「Digital Backbone」などを開発、提供している。
スズキは2021年9月、Applied EVと基本合意書を締結しており、将来の協業可能性を検討していた。
今回の出資を通じて両社の関係をさらに強化し、次世代モビリティ用ソフトウェア関連技術の共同開発の推進や事業シナジーの実現を目指す。
また今後も、さまざまな分野で特徴のある技術を持つ企業との関係を構築し、次世代モビリティに必要な技術開発を加速させ、人と社会に必要とされる多様なモビリティを提供していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」