間もなく開催されるAppleの新型「iPhone」発表イベントを楽しみにしているだろうか。かつてないほど多くの米国人が同様に興奮しているのは間違いなさそうだ。ある調査によると、米国で実際に使われているスマートフォンの過半数を「iPhone」が占めているという。
調査会社NPD Groupによると、iPhoneは2010年に米国における販売台数で「Android」に抜かれている。Counterpoint Researchによると、そうした状況が変わったようだ。The Financial Times(FT)が先に報じたように、米国ではこの4年間にわたってAndroidユーザーが「iOS」デバイス(iPhone)に移行する強い傾向が見られたという。
StockAppsの分析によれば、世界全体では、Android端末のシェアは2018年に達したピークの77%超から低下し、70%弱にまで落ち込んでいる。対照的に、iPhoneは4年前の20%未満から増加し、世界全体のスマートフォンの25%超を占めるまでになった。米国における劇的な変化には及ばないものの、中国などの地域におけるAppleの販売数増加を反映しているとみられる動向だ。
視点を変えてみると、現在のスマートフォン市場で消費者がどれほど少ないブランドから選択しなければならないのかがうかがえる。Counterpoint Researchのレポートによると、2022年第2四半期に販売されたスマートフォンの70%近くが、Apple、サムスン、小米科技(シャオミ)、OPPO、Vivoというわずか5つのブランドの製品だったという。そのうち4つがAndroidを採用している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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