パナソニックは8月23日、地域の気象警報や自然災害警戒情報をリアルタイムに受け取ることができる「安心アラート」を搭載した、ワイヤレスモニター付テレビドアホン「VL-SWZ700」シリーズを、9月15日に発売すると発表した。
モニター親機(VL-MWH700)、ワイヤレスモニター子機(VL-WD616)に加え、露出/埋込両用型のカメラ玄関子機(VL-VH558AL)をセットにした「VL-SWZ700KS」と、埋込両用型のカメラ玄関子機(VL-VH575AL)をセットにした「VL-SWZ700KF」の2ラインアップとなる。
本シリーズは、地震や台風などの自然災害に対し、地域の気象警報や自然災害警戒情報、避難情報などの災害に関わる情報に加え、鉄道の遅延などのインフラ情報を、ドアホンのモニター親機に受け取ることができる、安心アラートを搭載している。
住んでいる地域の「郵便番号」、近隣の「河川」や「火山」、日常利用する「鉄道」を設定すると、これらに関する情報をリアルタイムで、リビングに設置されたモニター親機から、通知音とお知らせランプ、ポップアップ表示で通知する。
安心アラート情報の通知レベルに応じて、異なる通知音、通知音量、画面表示の色、お知らせランプで通知するので、緊急度の把握が可能。設定により、離れて暮らしている家族のスマートフォンや携帯電話などに、アラートの通知をメールで送信もできる。
カメラ玄関子機には、高感度カメラを搭載。「カラーナイトビジョン」機能により、光量の少ない環境下でも暗部ノイズの発生を抑えることで、前機種(VL-SWH705/SVH705シリーズ)に比べ約2倍のセンサー感度を実現した。
「音声プッシュ通知」にも対応し、天気情報(予報)や、うっかり忘れがちな「薬の時間」「ゴミの日」などの情報を音声で知らせるほか、パナソニックのIoT対応家電と連携することで、家電から通知される動作終了の通知なども、モニター親機から音声で知らせる。
宅配便の配送予定や不在通知も、音声で通知することが可能。ドアホンから宅配業者に、宅配ボックスへの荷物の投函を依頼するメッセージを流すこともできる。外出先に訪問者があった場合は、スマートフォンで映像を見ながら会話し、対応が可能だ。
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