アップル、「M1」搭載MacBookをDIY修理プログラムの対象に追加

Lori Grunin  (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年08月23日 07時13分

 Appleは米国時間8月23日から、4月に米国で「iPhone」を対象として提供を開始したDIY修理プログラム「Self Service Repair」に「M1」搭載の「MacBook Air」と「MacBook Pro」を追加する。

PCを修理する人
提供:Apple

 ユーザーは、Appleのウェブサイトでこれらの製品の修理マニュアルを検索したり部品をAppleから購入し、交換して古い部品を同社に返送できる。古い部品を返送すると、多くの場合は割引が受けられる。

 Appleではこれから年末にかけて、他の「Mac」製品も同プログラムの対象に追加していく予定。

 今回対象に加えられたすべてのモデル(2020年型のM1搭載MacBook Airおよび13インチのMacBook Pro、2021年型の14インチおよび16インチのMacBook Pro)では、12種類以上の部品交換が可能になる。具体的には、ディスプレイ、バッテリー付きトップケース、トラックパッドなどが交換可能だ。

 さらに、修理に必要な工具を持っていない人や、新たに購入したくない人は、1週間49ドル(約6800円)でレンタルすることもできる。

 iFixitが指摘した、iPhoneを対象としていたこの修理プログラムの欠点の多くは、MacBookにも当てはまることに注意してほしい。最大の欠点は、修理が本当に必要な古い端末は対象外という点だ。Appleは、Intel搭載モデルに修理プログラムを拡大する計画はないとしている。将来的には、新しい「M2」搭載モデルと、M1搭載のデスクトップPCである「iMac」が追加されるとみられる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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