Counterpoint Technology Market Researchは、折りたたみ式スマートフォン市場に関する調査を実施し、結果を発表した。2022年の出荷台数は世界全体で1600万台になり、2021年の900万台に比べ73%増えると見込む。
折りたたみ式のスマートフォンは、現在の厳しい経済状況でも順調に出荷台数が増加しており、もっとも成長著しいカテゴリーだという。この傾向は今後も続くとして、2023年の出荷台数を2600万台と予想した。
2022年上半期のベンダー別シェアは、出荷台数ベースだとSamsung Electronics(サムスン電子)が62%で圧倒的な1位。16%で2位の華為技術(ファーウェイ)、3%で3位のOPPOを大きく引き離した。
Counterpointは、サムスンが今後発売する折りたたみ式の「Galaxy Z Fold 4」「Galaxy Z Flip 4」の販売も順調で、年内に900万台近く売れるとみている。その結果、2022年下半期のシェアは、サムスンが80%にまで上昇するとした。
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