EcoFlow Technology Japanは8月10日、1時間で80%、2時間以下で完全充電ができる「X Stream 技術」を搭載したポータブル電源「EcoFlow DELTA 2」を発表した。1024Whの電源容量を持ち、専用のエクストラバッテリーをつなげば、最大3040Whの大容量と拡張性を備える。同日から先行発売を開始し、税込価格は14万3000円。
バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオン(LFP)を採用し、業界平均サイクル500回の6倍となる3000回までの長寿命化を実現。AC、シガーソケットからの充電に対応するほか、ソーラーパネルからの充電も可能だ。
サイズは高さ281mm×幅211mm×奥行き400mmで、重量約12kg。AC出力を6口、USB-A、USB-Cを含むDCポート9口を備え、独自の「X-Boost」技術により、最大1900W出力まで対応し、冷蔵庫、電話機、洗濯機など、家電製品の90%以上に対応できるとしている。
エクストラバッテリーを接続すれば、最大3040Whにまで拡張ができ、専用アプリから、充電状況の確認や設定のカスタマイズなどが可能。充電速度も調整できる。
EcoFlow Technologyは、中国の深センに本社を構えるスタートアップ。ポータブル電源をはじめソーラーパネルやポータブルクーラー「EcoFlow Wave」などを展開している。
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