Appleは米国時間8月4日、十数名の現従業員と元従業員が訴えた一連のハラスメントや不適切な行為について、正しく対応していなかったことを認め、体制を変えていくことを約束した。
「当社の意図やポリシーを反映していないとして指摘されたいくつかの事例が存在し、それらについて異なる対応をとるべきだったと考えている」と、AppleはFinancial Times(FT)にコメントした。
このコメントは、複数のハラスメントの訴えとそれに対する同社の不適切な対応を取り上げた、FTの記事を受けたものだ。ハラスメントを訴えた女性らの中には、Appleの人事チームが訴えを十分に調査しようとせず、ハラスメントを訴えた従業員を解雇する口実を探しているようだったと述べた人もいたという。FTによると、女性らは「不適切な行為の訴えに対するAppleの無関心」を主張している。
AppleのコメントはFTの記事にある具体的な事例には触れていないが、書かれているやり取りの一部について、対応が不十分だったことを認めている。「そこで、当社のトレーニングとプロセスに変更を加えることにした」と、同社は述べた。米CNETは計画されている変更の詳細をAppleに問い合わせたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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