PayPay証券とPayPayは8月2日、同日から順次、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内のミニアプリで有価証券の買付や売却が行える「PayPay資産運用」の提供を開始すると発表した。
証券口座を開設し、「PayPay残高(PayPayマネー)」で有価証券の買付、売却ができる。キャッシュレス決済サービス上で有価証券の売買ができる、国内で初めてのサービスになるという。
最低購入金額は100円から、1円単位で取引が可能。売却すると、PayPay残高(PayPayマネー)へ即時チャージされ、買い物などに利用できる。
ただし、PayPayのチャージ上限額を超える場合あるいは、PayPayマネーの残高が100万円を超える場合は、チャージできないとしている。
すでにPayPay証券の口座を所有している場合は、PayPay資産運用上でログインすることで、申請手続きなどせずに利用できる。なお、PayPay資産運用を利用する際は、PayPayに登録されている本人確認情報、支払い方法、入金方法などの情報をPayPay証券へ提供することに同意する必要がある。
両社は、PayPayのミニアプリとして、PayPayポイントで疑似運用体験ができる「ポイント運用」を提供している。資産運用未経験者が始めやすいサービス設計になっており、提供開始から1年11カ月の2022年4月、600万運用者を突破したという。
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