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アマゾン、共同開発した配達用のRivian製EVを本格導入へ--2030年には10万台規模に

佐藤信彦2022年07月22日 17時25分

　Amazon.comは、Rivianと共同で開発した配達用の電気自動車（EV）を、米国全域で本格的に導入すると発表した。

配達用のEVを本格導入（出典：Amazon.com）
配達用のEVを本格導入（出典：Amazon.com）

　このEVは、Amazon.comが資金提供しているEVスタートアップのRivianとともに共同開発したもの。配達する人の負担を軽減するため、配達ルートのナビゲーション、ドアの自動ロックと解除、バックゲートの自動オープンといった機能を備える。先進運転支援システム（ADAS）も搭載し、安全性にも配慮したという。

配達用のEVを本格導入（出典：Amazon.com）
配達用のEVを本格導入（出典：Amazon.com）
配達員を支援する機能も搭載（出典：Amazon.com）
配達員を支援する機能も搭載（出典：Amazon.com）

　2021年に試験導入して、これまで43万個以上の荷物配達に使い、累計9万マイル以上走行させたそうだ。この過程で得た情報から、車両に改良を施し、本格導入に踏み切った。

　2022年中に、100以上の都市で数千台の使用を始める。2030年には、全米で10万台を運用する計画。

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