ケイアイスター不動産は7月21日、同社のグループ会社であるDRCテックホールディングスが、建築、不動産領域におけるDXソリューションおよびIoT領域伴走型コンサルティングの両事業を、7月より本格開始したと発表した。
これにともない、コムテックスが提供する生産性向上支援アプリ「Kizuku(キズク)」を、ケイアイスター不動産グループが独自にカスタマイズした、建築現場の生産性向上アプリ「KIzuku PRO(キズクプロ)」の一般販売を開始する。
DRCテックホールディングスは、建築・不動産領域のDXソリューションに加え、オーダーメイドの「産業IoTソリューション」、および伴走型DXコンサルティングを展開している。
今回販売を開始するKIzuku PROは、もともと注文住宅向けのツールであった Kizukuを、分譲住宅でも適用できるよう、建築現場向けにカスタマイズしたもの。PCやスマートフォン、タブレットから利用が可能だ。
本アプリは、物件ごとのグループトークを使った取引会社との情報共有や、工事進捗のリアルタイムでの把握、図面や報告書等のドキュメント共有管理などの機能を備える。ケイアイスター不動産よると、KIzuku PROの導入により、同社の建築生産性は30%向上したという。
事業の本格開始を記念し、コムテックスとの共催により、7月28日14時より、「建築業界向けDXセミナー」をオンラインで開催。本セミナーでは、DRCテックホールディングス代表取締役 CEOの細谷竜一氏と、同取締役CTOの天辰健一氏が登壇し、業界の最新DX施策から、成功事例を元にすぐに取り組める、DXツールを紹介する。
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