noteは7月13日、文章や画像、音声、動画などの作品を有料販売できるプラットフォーム「note」において、新機能となる「メンバーシップ」の提供を開始したと発表した。
noteを活用するクリエイターは、コミュニティやファンクラブといった月額課金型のコミュニティを運営できる。クリエイターが収入を得るチャンスを広げ、創作活動が続けやすくなることを目指す。
メンバーシップ機能では、コンテンツの限定公開や、会員と交流できる掲示板の作成などができる。プランは複数作成可能で、既存の有料記事や定期購読マガジンなどもひも付けられる。ファンからのサポートを受け、創作を収益化する可能性を広げられるという。
同日にはメンバーシップ機能の提供開始に合わせ、漫画家やジャーナリスト、料理家、動画クリエイター、写真家、相撲部屋、経営者、アスリート、小売店など、各方面で活躍するクリエイターがメンバーシップを開設。新規のメンバーシップ開設とサークル機能からの移行を合算し、約3000件が開設されたという。
また、いち早く始めたクリエイターがお得になる「手数料0円キャンペーン」を開始する。対象は、メンバーシップ開始クリエイター、旧サークルから自動的に移行したクリエイター。無料となる手数料は、プラットフォーム利用料および、事務手数料が対象。期間は同日から、noteのメンバーシップにおける流通総額が1億円を超えた翌日までになる。
2014年にサービスを開始したnoteは、2019年からの3年間で会員数、投稿者数ともに5倍に増加。収入を得ているクリエイターは10万人を突破し、2021年の年間売り上げトップ1000クリエイターの平均は667万円としている。
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