NTTデータ経営研究所、フードテックを活用した実証事業の補助事業者を公募

　NTTデータ経営研究所は7月8日、令和4年度予算「新事業創出・食品産業課題実証事業のうちフードテックを活用した新しいビジネスモデル実証事業」補助事業者の公募を開始したと発表した。公募期間は、7月8日から8月16日（12時必着）。

　同社によると、フードテック分野の研究開発、スタートアップ企業などによる事業化の試みが拡大しつつあるが、社会での利用実績が少ないこと、必要なデータが未整備であること、事業のビジネス化に向けたスケールアップのノウハウが確立されていないことなどから、順調なビジネス化に至っていない事例が多く見られるという。

　そこで、同事業においては、フードテックなどを活用した技術について、ビジネスのフェーズに乗せるための実証を支援。また、実証した成果の横展開などを行うことで、多様な食の需要への対応や食に関する社会課題の解決に資する新たなフードテックビジネスの創出を図るという。

　なお、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、公募説明会は開催しない。補助事業の概要についての説明は、YouTubeに説明動画を期間公開する。公開期間は7月8日10時から8月16日12時まで。

　また、同事業の実施期間は、補助金の交付決定の日から令和5年2月28日まで。採択件数は未定で、令和4年度予算額の中で採択基準を満たした提案を採択する。