バッファローは7月7日、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」専用の無償アプリ「お引越しダビングアプリ」を発表した。7月13日にWindows版、iOS/Android版を公開する。
お引越しダビングアプリを使用すると、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)製の旧nasneに録画したTV番組データを、同一ネットワークに接続したバッファロー製の新nasneへダビングできる。nasneは従来、一括ダビングのみに対応していたが、アプリを使用すればコンテンツを選択してダビングできるという。
ダビングしたい番組をPCやスマートフォン、タブレットのアプリから選択できるため、録画番組を簡単に整理可能。動作環境は、SIE製のnasneはファームウェアがVer.2.6以降、バッファロー製のnasneはファームウェアがVer.4.0以降。
ダビング履歴やリトライといった機能も搭載する。キーワード検索やジャンル別フィルターをはじめ、削除防止(ロック)番組の絞り込み、日付やサイズなど、さまざまソートにも対応するという。ダビング先に同じ放送局や放送時間の番組があった場合、自動でスキップする「重複ダビング防止」機能も搭載するとしている。
同社によると、旧nasneから新nasneへと乗り換える時や、複数の新nasneを所有しており、データの整理をしたい時に便利な機能だという。
なお、お引越しダビングアプリを利用したダビング中でも、ダビング元のnasneで録画予約やライブ視聴、番組再生などを実施できる。ただし、同時再生は1台に制限される。
ダビングの実行指示をした後はnasne単体でダビングを行うため、アプリを閉じてもダビングは継続される。
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