シャトルは7月6日、同社が提供する子ども向けプリペイドカードサービス「シャトルペイ」を、同日に正式リリースすると発表した。
また、ジェネシア・ベンチャーズ、Spiral Capital、NOW、個人投資家などを引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドで総額約5.5億円の資金調達も実施する。
シャトルペイは、お金の使い方や管理を通して親子で良いお金の習慣が身に付く、子どもの自律を後押しするプリペイドカード。「Mastercard」「三菱UFJニコス」「TOMOWEL Payment Service」と提携し、1月からベータ版を提供している。
Mastercard加盟店で使える子ども専用のプリペイドカードを発行しつつ、親子それぞれに最適化したアプリを用意。親向けのアプリでは、子どもの買い物や貯金の履歴を通して日常の様子を確認できる。
子ども向けアプリでは、おこづかい帳などの機能を通して、自身のお金の使い方を定期的に振り返ることが可能。目標をもって貯蓄する習慣が身に付けられるという。
利用がある度に親へ通知するように設定できるリアルタイム通知機能や、毎月の利用状況を利用レポートとしてカテゴリ別に表示できるマンスリーレポート、自動で利用履歴を記録して一覧表示できる自動おこづかい帳などの機能を搭載。親から子どもへの送金、定期送金などもできるという。
7月中には、目標金額と使い道を設定し、都度入金や自動積立が行える貯金の目標設定機能もリリース予定だ。
なお今回調達した資金は、サービス開発およびマーケティングに投資するとしている。
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