TVS REGZAは6月22日、4K有機EL、4K液晶レグザに新製品を発表した。レグザ独自のチューニングを施した4K有機ELパネルと、新高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRⅡ」を組み合わせた有機ELモデルから広色域量子ドット液晶パネルモデルまでを取りそろえる。
発表されたのは4K有機ELレグザ「X8900Lシリーズ」と、4K液晶レグザ「Z570L/M550Lシリーズ」、4K量子ドット液晶レグザ「Z770L/Z670Lシリーズ。いずれも新開発の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRⅡ」を備える。
レグザエンジンZRⅡは、パネルの性能を引き出し、高度なダイナミックガンマ制御により高コントラストを実現することが特徴。自然な色と質感で人肌を再現する「美肌フェイストーンZRⅡ」、画質を自動調整する「おまかせAIピクチャーZRⅡ」、放送波のノイズを低減する「地デジAIビューティZRⅡ」、ネット動画の特性に合わせて高画質処理する「ネット動画ビューティZRⅡ」などの高画質技術を備える。
X8900Lシリーズは、65、55、48V型の3サイズを用意。新有機ELパネルは、ガンマ特性、輝度特性にレグザ独自のチューニングを施しており、65、55V型では、高輝度・高コントラストを実現する自社開発の高冷却インナープレートを搭載する。
実用最大出力合計値72Wのマルチアンプを備え、ダブルパッシブラジエーターを組み合わせたフルレンジスピーカー、クリアトゥイーターの合計6個のスピーカーを駆動。立体音響技術「ドルビーアトモス」にも対応する。
Z770Lシリーズは75、65、55V型、Z670Lシリーズは50、43V型をラインアップ。両機種共に新開発の直下型バックライトにブルーLEDと広色域量子ドットを採用し、広い色域で色鮮やかな高画質を実現する。
実用最大出力合計値60Wのマルチアンプを内蔵し、2ウェイバスレフボックススピーカー、重低音バズーカ、トップトゥイーターなど合計9個(75Z770Lは11個)のスピーカーを搭載した「重低音立体音響システムZ」を採用する。
Z770Lシリーズは、4Kチューナーを2基、地上デジタル放送チューナーを9基、BS、110度CSデジタル放送チューナーを3基、Z670Lシリーズは、4Kチューナーを2基、地上、BS、110度CSデジタル放送チューナーを3基内蔵。Z770Lシリーズのみ、放送済みの番組をいつでも見られる「タイムシフトマシン」に対応する。
Z570Lシリーズは65、55、50、43V型の4モデルをリリース。新開発の直下型LEDバックライト方式倍速液晶パネルとレグザエンジンZRⅡを組み合わせ、高度なダイナミックガンマ制御により高コントラストを実現する。バスレフボックススピーカーと重低音バズーカを総合出力40Wのマルチアンプで駆動し、パワフルで臨場感あふれるサウンドを再現する「重低音立体音響システム」を備える。4Kチューナーを2基、地上、BS、110度CSデジタル放送チューナーを3基内蔵する。
M550Lシリーズは75、65V型の2サイズを展開。新開発の直下型LEDバックライト方式のパネルを採用し、暗部の中のディテールも正確に再現する。バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーを組み合わせた「レグザパワーオーディオシステム」を内蔵。自然な音像定位と臨場感を実現する。4Kチューナーを2基、地上、BS、110度CSデジタル放送チューナーを3基内蔵する。
全機種にネット動画にダイレクトにアクセスできるボタンを拡充したほか、お気に入りのネット動画配信サービスやHDMI入力端子を登録し、ボタンひとつで起動できる「My.Choice」ボタンを2つ備えた新リモコンを採用。テレビから発するテストトーンをリモコンのマイクで測定し、音響特性を補正するオーディオキャリブレーション機能を備える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力