Amazonは米国時間6月13日、配送システム「Amazon Prime Air」の実証実験を米カリフォルニア州ロックフォードで実施すると発表した。
ロックフォードは、サクラメントの南に位置する小さな町。Amazonは、米連邦航空局(FAA)およびロックフォードの地元当局と連携して、同地域でのドローン飛行の許可を取得した。
Amazon Prime Airのドローンは、検知および回避のシステムを使って飛行の安全を確保することで、他の航空機、人間、ペットなどの障害物を確実に回避できるという。
同システムの提供が開始されると、ロックフォードに住むAmazonユーザーは、Prime Air対象の商品をオンラインで注文し、ドローンで配送してもらえるようになる。ドローンは目的地まで飛行し、顧客の裏庭で高度を下げて安全な高さから荷物を降ろした後、飛び去っていく。
同社は何年も前からドローン開発を続けてきており、2020年にはFAAからドローン配送の認可を取得したが、その翌年にはいったんプロジェクトを縮小していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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