要望の多かった「エクスプローラー」のタブ機能が「Windows 11」でついに提供される。
Microsoftは2018年にタブ機能付きエクスプローラーを「Windows 10」に導入しようと試みたが、「Sets」の廃止とともにその計画も消滅した。Microsoftが今回、「Windows 11 Insider Preview Build 25136」で「Dev Channel」向けにタブ機能付きエクスプローラーの提供を開始したことで、メインストリームのWindows 11ユーザーも近いうちにその機能を利用できるようになりそうだ。
MicrosoftはWindows Insider Blogで、「同時に複数の場所で作業できるようにするため、エクスプローラーのタイトルバーにタブ機能を追加した」と述べている。
エクスプローラー画面左端のナビゲーションペインも外観が刷新されており、ピン留めしたフォルダーや「OneDrive」クラウドプロファイルにアクセスしやすくなった。
Microsoftは、「ナビゲーションペインからデフォルトで使用できる既知のWindowsフォルダー(『3Dオブジェクト』、『ダウンロード』など)が、『PC』の下に表示されなくなった。つまり、『PC』には、ユーザーのPCのドライブだけが表示される。『ドキュメント』や『ピクチャ』など、OneDriveと同期するフォルダーに移動すると、アドレスバーに正しいパスが表示されるので、ユーザーはそれらのフォルダーがクラウドにあるのかローカルにあるのかを明確に識別できる」
Microsoftはこの機能をDev Channelに段階的に提供しているので、まだすべての参加者が利用できるわけではない。
Microsoftは、Windowsタスクバーの動的ウィジェットもテストしている。これらの新しいウィジェットは、天気やスポーツ、相場の最新情報、ニュース速報をリアルタイムで表示する。ユーザーはそれらのウィジェットをちらっと見るだけで、最新情報を把握できる。詳細を知りたくなったら、対象のウィジェットをクリックするだけでいい。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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