Microsoftは米国時間6月9日、サムスンのスマートテレビから「Xbox Game Pass」にアクセスして、「Halo Infinite」や「Microsoft Flight Simulator」などのゲームを、ゲーム機なしでストリーミングできるようにすると発表した。
このサービスは、2022年発売のサムスン製スマートテレビ全機種を対象に、6月30日から27カ国で提供される。「Xbox Game Pass Ultimate」は月額14.99ドル(日本では1100円)で、最初の3カ月間は1ドル(同100円)で試用できる。
「地球上で約30億人がビデオゲームをプレイしていること、そして、どれだけの人々が自宅やポケットの中に既にあるデバイスでプレイしたいと思っているかを考えると、それこそが、Xboxに携わるわれわれにとって重要事項となるべきものだ」と、MicrosoftのXbox事業を統括するPhil Spencer氏は6日のインタビューで語った。「プレイヤーに選択肢を提供することが(中略)、われわれが続けている旅路において常に極めて重要なことだ」(同氏)
「Galaxy S」シリーズのスマートフォンでXboxのクラウドゲーミングサービスを既に提供しているサムスンにとって、スマートテレビでのゲーム体験を向上させるのは容易だったはずだ。
Xbox Game Passの登録者は、サムスンの「Gaming Hub」を通じてXboxアプリにアクセスできるようになる。そこには、Xboxアプリで慣れ親しんだインターフェースが表示され、Ubisoftの「アサシン クリード オリジンズ」やElectronic Artsの「Madden NFL 22」などを含む、新旧合わせて100以上のゲームからなるライブラリーにアクセスできる。
Xboxや「PlayStation」のほか、サードパーティーベンダーのBluetooth対応コントローラーが使用可能だ。サムスンは、「Xbox Live」の音声チャット用に、任意のBluetoothヘッドホンの接続もサポートする予定だという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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